先人達が自分の経験を思い出して苦笑するようなラン記―――過去回想③
1/10 3回目の20km走
先日の2回目の20km走、翌日の筋肉痛が初回より軽かったので、
これはやはり慣れてきてる…と手ごたえを感じていた(フラグその1)
ジムで走ってみると、時速11km(5'30?)がキツイが、初めての20kmでは5'30くらいで走れていたようだが…もしや周回カウント間違えたか?本当はそんなスピードでは走れないのではないか?(フラグその2)
という感じで出発。ハーパンにTシャツに薄手のパーカーという格好で。
20km走ることが目的であって、それほどスピードには拘らずに走るつもりだったのですが、フラグの1と2が合体して頭の中ではためいたので、まあ結構頑張ったんですよ。
10km54分くらいだったので、やっぱりそれくらいで走れるのね!ステキ!(アホ)みたいな有頂天ホテルご宿泊となり、あとはかるーく10km流して走ろうかなーとかルンルンで走ってたんですけど、
有頂天ホテルでルンルンしてるもんだから、
あっ、こっち曲がって+5km追加しちゃおー☆いけるよねーワタシならー☆
という失策を犯す。
断言しますよ、絶対走ってる人ってこういうこと割にやらかすでしょ。
もう、後半の流れ読まずとも分かりますでしょ。経験者だから。
残りは緩くジョグ、ぐらいのつもりだったのが、
何やらリズムよく走れてたのも敗因の一つ。
大きな橋とか渡って「わー夜景キレイー」とか心から走る喜びを感じたり、
緩い坂道上って「あー坂ダッシュの記事よく読むよなー」とか今後の己の課題を考えたり、
21時までに帰ってお風呂入ってーとか本日の些末な予定を立てたりとか、
そういうことしてたら足がギブアップ!って白旗あげたんですよね。
25km予定の、18km地点で。
18km付近の交差点、直進すれば家に最も近いルートだったはず…はずだけど、
微妙に自信がない。
安全策をとるスマホ不携帯者。分かる道(25km)で帰ろう。
私は走るときはスマホを持たないのです。持っているものは、伸縮性のウエストポーチに鍵と、ハンドタオルと、500円硬貨1枚。
小学生の名札の裏に入っているアレ的な、そう、何かあったときのための500円硬貨、1枚。
足を交互に動かしていればそのうち着く…という頑張りも21km付近で信号待ちに捕まった瞬間、走れなくなり。
歩いていたら汗が引くっていうか、ありえない薄着(冒頭参照)だから、もう寒いのは当たり前で足の先とか指とか痛くなり始める。
死にはしないけど、風邪引く…
なけなしの500円を握りしめて駆け込むべきコンビニはどこ!?
ってコンビニ探したんですけど、見あたらないまま2kmくらい歩いて、
いよいよ寒すぎて動けないからやっぱり頑張って走る…!って泣きそうになりながら足を動かしたら、
数百メートルでほんのりと体が温まってきて、足の痛みが少し和らいで、コンビニ見つけても、
もう立ち止まるよりこのまま慣性なり惰性なりなんでもいいから動き続けたほうがいい!!!
って思って走ったんです(※注:恐らく6.5km/h程度)
家の近くのコンビニが見えた時は、ああもう散々だったからこの500円で甘いもの買って食べる(お風呂のあとに)
と、シュークリームと、 ア イ ス を買ったんですよね、
今思い出してもなぜ冷たいものを…買ったのか…
そんな感じで。
翌日の筋肉痛は2回目の時程度でしたが、感冒の脅威は人生最大でした。