毎日がカーボローディング

アラフォー女、2017年をいい年にしようとマラソン始めました。福岡マラソン2017にてサブ4の薄氷を踏み、目下氷を厚くすることを狙う日々。

海の中道はるかぜマラソンレポ③

 思ったことなど色々。ラストです。

 

 ①大事なものを上げ忘れていた

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 それは、参加賞のタオル。ペラさといい、白地2色構成といい、とてつもない粗品感。

 一気に参加費を高く感じた。

 

 ②実は足が痛かった

 レース前、アキレス腱周囲炎に悩まされましたが、レース中は左第四趾が猛烈に痛かった…恐らくランニングソックスのせい…5本指タイプで、靴の先が詰まったんじゃないかな。事前に7kmほど試走はしてたんですけど、その時なんともなかったのに、当日は7kmくらいから痛み出して、12kmから「タ ス ケ テ」と思うほど痛かった。靴の中で指をぎゅっと握りこんで、骨に異常はないのを確かめながら我慢してた…1700円の…ソックス…

 

 ③カーボアウト無理

 無理。インならいくらでもできるけどアウト無理。NO RICE, NO LIFE.

 

 ④ランナーたる格好

 途中繁華街を歩くし公共交通機関利用するし、とジーンズにMA1で出かけたけど、ジャージ率高し。CX-Wの左右色違いのラインのやつとか割に派手なパンツを着て皆さん電車に乗ってた。更衣テントがらっがら。マラソンにおけるTPOを学んだ一日。

 

 ⑤エコバッグ最高

 予定外の荷物が増えたときのために、とエコバッグ1つ入れて行ったけど大正解。参加賞とか貰うし。

 

 ⑥給水大事

 今まで20㎞走るとき給水したことなかったんですが、たった二口で力がふっと湧くような感じがした。次に習得すべきはむせない飲み方。

 

 ⑦実際はトレミの速度以上で走れるんじゃね?

 レースの平均ペース5’30と出ましたけど、トレミじゃこのスピードでの維持は絶対無理。前から薄々、トレミの速度がやや鬼畜な感じがしてましたが…トレミで走ってらっしゃる方がいたら是非意見を伺いたいです。

 

 ⑧時計が要ったのは最初と中間と最後だけだった

 スタートロスが分かって、中間が分かって、ゴール目安が分かれば良かった。中間から19kmくらいまで時計見なかったな…(10年前くらいのランナー達はきっとこんな感じ)私は今後も、きついのを我慢して体感で押す(ハーフは)。3~4kmくらいから最後まで、ずっときつい。死ぬ。

 

 ⑨水泳でぜーはーいうのも心肺に効果があるのかもしれない

 右のアキレス腱周囲炎があったのですが、レースで無理するのは目に見えていたのでせめて練習だけでも無理はするまい、と、結局4日ランオフして前日6km、BUで心肺がどの程度かを確認。落ちた感じはしませんでした。それまでの4日ランオフのうち最初の3日は、全力クロール50m×5本とかやってたおかげかもしれません。クロール苦手で50mでもきつい、というか死ぬ。あの練習が一番きつかった(割に本気で)

 

 ⑩翌日の仕事、翌々日の夜勤死ぬ。

 疲れが…とれない…フル走った翌日仕事してる人とかどんな体なんですか…

 

 

 以上で。最後ダラダラしましたが終わりにします。

 今月はあと30kmLSDとかやれたらいいのですが、また無理して不調に陥ったり怪我したりするのが嫌なので、そこそこに頑張ります。もー懲り懲り。どんだけレース前悔しい思いをしたかってんだ。ぎぎぎ(思い出し憤り)

 

 

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海の中道はるかぜマラソンレポ②

 個人的なレースの模様は前回の記事で。

 初レースだったので大会の比較は難しいのですが、所感めいたものを。

 

 大会規模、運営など

 今年のハーフ参加者は総数1806人(内女性292人)、比較的小規模?な大会。参加費確か6,000円強。

 同時期、陸連公認レースとして小郡でもハーフが開催され、ガチ勢はそちらにエントリーすると思われるので、初ハーフにはうってつけの大会。ハーフは制限時間2時間半です。

 

 事前にチップとゼッケンが郵送され、当日の受付は必要なし。

 

 記録はグロスのみでネットなし。最後尾からスタートしても、多分ロスは1分程度。ハーフスタート15分前くらいから「1時間20分」「1時間40分」「2時間」「完走」のプラカードを持ったスタッフが現れ、任意で並ぶ方式。ざっくり。大会規模的にもこの程度のざっくり感が良い感じ。

 

 今年で開催30回を迎え、開催慣れしてるのか、運営にごたつきを感じるところは全くなかったです。ここはチョコランから日本代表選考クロカンまで開催されてるので、公園自体が大会開催に慣れてるのかも。ボランティアは近場の高校生?かな?みんな笑顔で声かけしてくれて、かなり励まされるし癒される。みんなありがとうー連休の真ん中なのに…遊びに行かないで大会を手伝ってくれて…ありがとうー!!楽しかったよー!!他のスタッフの皆さんもありがとうございました!

 

 約260haの国営公園内でのマラソンで、芝生の広場がスタート地点&大会本部。大会本部は広場に扇形に広がっていて非常に分かりやすい。

 

 更衣所はテント。仮設トイレも男女別にあり。公園内に施設が点在してて、そこのトイレは渋滞してましたが、仮設トイレは(女子は)がらっがら。20くらいあって、並ばず利用できます。こういうこと書くと一部の方がムッとされるかもしれませんが、男女別なので女子トイレはかなりキレイです(ほら、体の構造上どうしても…ね?)

 

 手荷物預かりサービスあり。1件500円。ぼっち参戦には必須サービス。クロネコ的な宅配届に名前と連絡先とゼッケン番号を書いて、複写を引換証として貰います。ランパンにあると思っていたポケットがなく、タイツの3cm四方の小さなポケットに引換証をねじ込んで走ったら、案の定汗でヨレヨレになったのは余談です(スタッフさん嫌な顔一つしなかった…超いい人…)

 

 3位までの表彰式と抽選会あり。仮装ランナー募集してなかったのに、いきなり表彰式で「ベスト仮装ラン賞」が発表されたのは驚いた。全体の仮装クオリティはあまり高くないので、仮装ランの穴場かもしれない。

 

 参加賞はタオル。あと、OS-1の280mlペットとジェル、謎の玄米レトルトパウチ、アミノバリューの顆粒サンプル。

 

 

 コースについて

 

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 上のコース2周。ほぼフラット。

 序盤のコース幅が狭いのが唯一難点かな。上のコースの、多分Dくらいまでは道路1車線くらいだった。最初の3~4kmのCくらいまでは、海が超キレイ。2周目は午後に入ってそういう時間帯になったからか、この日たまたまか知らないけど、風が出てきて「海の中道しおかぜマラソン」に変化した。軽い登りと海風のコンボで進まない地点もあった……そうか、中間過ぎてタイムが落ちたのはそういう要因もあるのかな(今更)

 公園内コースなので、土だったり芝生だったりする箇所あり。一般道路と違って、バンク風な下り箇所があって、ボードで攻めてるような感じになってちょっと楽しい。林の中だとウグイスが鳴いたりするのもポイント高い(何ポイント…)

 ちなみにA・H付近にしか観衆がいない。いないぞ。

 

 給水は5か所とハーフにしては多い(んじゃないかな?)

 水・水・アミノバリューの順。高校生と思われる女子スタッフからの手渡し♡

 その後屑籠が5~6程設置されてますが、まあコップは散乱してます。30回開催されててその状態ということは、それがベストって事なんだろうなあ。運が良ければ男子スタッフがランナーの合間を縫って、素早く紙コップを拾うシーンに出会えます。

 

 交通アクセス

 JRとバスと船。車でも行けるけど、一般利用者のことを考え、なるべくなら公共交通機関を利用してほしいと大会が申しております。マラソン大会が開催されていても貸し切りではなく親子連れがわんさかいて、遊具で笑い、弁当を広げ、サイクリングに興じており、自分は汗だくで何をやってるのか、という気分には若干なる。

 ただ、公共交通機関を利用しても、公園に遊びに行く中高生から「えーマラソンあるの?」(ヒソヒソ)「人多くね?」(ヒソヒソ)「マジ邪魔」(ヒソヒソ)と眉を顰められるけど、仕方ないね!(JR内で遭遇し、ごめんね、以外の言葉が見つからなかった。三連休の中日だもんね)

 

 

 こんな感じで。

 最後は雑感など。明後日にでも。

 ちなみに今日は、翌日でもちょっと走った方が乳酸抜けていいんだよね、と走るつもりでいましたが、筋肉痛が朝より夕方の方がひどくなり、大人しくウォーキングしましたとさ。

 

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自分で読み返しても負けん気が強い海の中道はるかぜマラソンレポ①

 初レースで緊張しましたが、天気も良く、海の中道という名前の通り綺麗な海が見えるコースもあり、楽しく走れました!ランニング大好き!

 

 っていう当たり障りのないレポでもいいのですが、まあ私の気の強さというか負けん気の強さというか、その辺り既に漂ってると思われるので正直にいきます。前述は嘘ではありませんが、ランニング大好き!まではまだ至ってません…そこそこ好き♡

 

 えー、今大会は、ズバリ、「水色さんとのデッドヒート」でした(たぶん向こうは意識してない)

 

 大会全体のレポは明日にでも書きます、今回は主に心理状態をメインに。だってラップ分からないから…スマホ持たずに走ったから…ブログやってる自覚あるのかな…

 

 では。

 3km、5km、10km、ハーフとあり、家族で参戦したり、司会が「健康マラソンです!皆さん無理せず自分のペースで!」と繰り返す和気藹々な雰囲気の大会でしたが、ハーフスタート時刻近くなると目標タイムプラカードを持ったスタッフが現れ、そこに燦然と輝く「1時間20分以内」の文字。

 サブスリーランナーいるんだ…和気藹々だけど…

 途中すれ違いましたがみんな速い!(当たり前)かっこいい!すべからくオールランパンタンクトップ!決まりでもあるの!?

 

 私は2時間以内に並びます。隣の会話が「キロ6で走れれば」とか言ってたけど…あれ?キロ6だと2時間…あれ?(聞こえなかったことにしよう、そうしよう)

 

 そうこうしているうちにスタート時刻が迫り、みんなランニングウォッチをピッとし始めます。ガーミン!!いいなガーミン!!と羨ましく見つめながら自分の1980円の時計をストップウォッチモードに。

 

 号砲が鳴り響きスタート。

 渋滞で進まないのはどのレースも一緒。35秒辺りでスタートラインを超えます。

 で、流れに乗ったまま進み、1キロ地点でタイムは7分オーバー!!流石に「うわぁ」と思いましたが、仕方ありません。そこをタイムの言い訳にする訳にはいかない!

 

 3キロ過ぎくらいで最初の給水。しかし人山がすごいのでここはパス。気温が高い(18℃)ので、なるべく給水しながらの方がいいのですが、まだ序盤だし、給水は計5カ所あるので、中盤から全てに寄る事とし、今回は給水に群がる列を外して抜きにかかります。

 

 給水過ぎてもまだ混雑しており、抜くのも結構困難。そんな中、紫のシャツを着た女性が強気で割り込みながら順位を上げており、その速そうなフォームに「かっこいい…」と熱い視線を送ってました。

 

 もう5キロくらいからタイムなんて分からなくなってました(えー)中間で1時間切れるのかなこれ…って感じのタイムだったのは覚えています。

 1キロ毎に距離表示はあるのですが、見落としたり、1キロ前のタイムを思い出すこともできなかったりで、まあいいや、と。タイムが分かったところでペースの上げ下げも難しいし、レースメイクなぞ出来るはずもないので、とにかく体感で走るしかありません。5キロの時点で、キツイながらも呼吸が安定するポイントで走れてたので、この感じで我慢強く刻めれば、結果はどうあれ納得いくレースが出来るだろう、と思いました。

 

 5キロを過ぎると集団もばらけ、かなり走りやすくなりました。でも道幅が狭いので、同ペースで横並びされると抜くのが面倒、といった具合です。

 7キロくらいで、20メートル先に走り慣れていそうな女性がちらちら見え始めました。ピッチ走法ってやつだと思うのですが、体の上下の動きがほぼなく、回転数が多く、地面を滑るように走るアレです。その方のシャツが、まあ水色で…(水色さん)

 

 その姿を時折見かけながら走り続けます。息が切れてない人、息が切れてる人、みんな頑張ってます(切れてる方)

 

 中間。タイムは58分台。

 この時、「うぇぇぇ序盤のロスを考えるとかなりのペースで来てしまったけど後半大丈夫か!?」と、「2時間カットもらったぁぁぁ!!」の2つの気持ちが(どっちやねん)

 まあ、なるようにしかなりません。とにかく、体感で押せるとこまで押しながら我慢するしかない。きついのは、ここから。

 

 12キロくらいから常時水色さんは視界に入ってきてました。

 そして13キロくらいで抜きます。

 気づけば顎は上がるし、骨盤が動かず足が地面を蹴れないし、日差し強いから日焼けしてるのを感じるし、ひどい状態でしたが、いつも汗だくで顔真っ赤にしてひどい感じで走ってるのでそんなのどうでもいいです。とにかく我慢!きついのを維持していく忍耐力。今月ロング走がほぼ走れてないので足が持つかもわかりませんが、とにかくその時が来たら来たで仕方ない、自分が出来うる限りの我慢の走りをするしかない!

 

 細かい給水地点は忘れましたが、最初以降は全てに寄り、二口飲んで残りは左手にかけて首筋に当ててました。

 給水は可愛い女子が手渡し♡してくれるのですが、2回目の給水地点で、一番最後の女の子から水を貰おうとしたら、後ろのスタッフから何事か指示を受け、彼女は1メートルに迫った私を見ながらコップを机に置くという悲しい出来事が…(思わず「ええ!」と言ってしまった。そしてコップを机から勝手に取った)

 

 我慢ガマン、ランは我慢だ…と自分に言い聞かせながら走ります。アップデートもスマホアプリもないので正確には分かりませんが、体感で、12キロ、15キロ辺りで緩んだ感じはしました。気づいて「気合いだせぇぇぇ!!」と自分に喝。

 

 16キロ。自慢になっちゃいますが、5キロ過ぎてからは抜く抜かれるの割合が9対1くらいで、ほぼ抜いていたのですが、抜かれます。

 水色さんです。

 ぐっ…レース経験もラン経験も全然及ばなそうだけど、無性に悔しい…!

 待て…!!と追いかけようとしますが、ペースアップしたのか、私のペースが落ちているのか、差がじわじわ開きます。

 そしてこの辺りで最初に飛ばしていた紫さんを捉え、抜きますが、水色さんには追いつけません。(同性だからか女性ランナーはよく覚えている)18キロくらいで、差は広がらないものの縮みもしないような感じに。追い抜くだけのペースアップも出来ません。足は痛くないけど、前に出にくくなっていました。

 

 このままか…それもレースだ、自分の実力だ、仕方ない…

 とにかく自分に負けないよう、このまま我慢して走るしかない。

 

 19キロ。ラスト2キロ。プレハーフなら残り1周の距離、気力を出すんだ!

 この辺りでまた抜かれます。オレンジのシャツを着た男性。口から「あぁ、あぁ」と呻くように息を吐きながら必死で走る姿勢に、自分もその位出しきらなきゃダメだ!と胸を打たれ、その人に食らいつきます。ちなみにほぼ同時刻ゴールとなり、お礼を言おうか本気で悩みました(結局言えませんでしたが、感謝してます)

 

 オレンジの男性に必死についていくと、水色さんとの距離も縮まっていきます。20キロ過ぎ、もう苦しくて何が何だかですが、ゴール近くで沿道の人も増えており元気を貰います。ありがたや!!スタッフから「残り200です、頑張ってください!」と声が飛びます。時計を見ると55分過ぎ。56カットは無理だ…!

 

 最後の直線50メートル程度。水色さんは5メートル先に迫ってました。

 ああああ抜けない!抜けない!!

 負けるな、腕を振れぇぇぇ!!!

 と出来る限りのダッシュでラスト3メートルで 差 し ま し た !!!イエス!!!

(最後にダッシュ出来るって出し切ってないってことなのかな…)

 

 やった…なんとかやったぞ…レースマジック…レースアドレナリン…凄まじい…

  足持った…えらい…えらいよ…全然走ってなかったのに…頑張ったね、足…今後も頑張るからね…

 ようし…私は、来シーズン、サブ4獲るからな…!

 仕切り直しだーー!!頑張るぞ―――!!!

 

 芝生の上にお姉さん座りでへたり込みながら、そんな事を誓いました。

 

 

 さて、中間58分台でゴールが1:56なので、スタートロスを考えると前半飛ばし過ぎて後半落ちたと言わざるを得ません。少し中弛み(12km、15km)があったような感じもしますし、プレハーフの時ほど集中して押せてなかったような感じもします。多分、周囲に人がいるからその分気も散るし、逆にその分力が出せたという側面もあるんでしょう。このあたりは課題なのですが、まあ自分の走ってるペースが分からないとなかなか解決が難しい問題かなあとも思います。解決策=ガーミンですね(断言)

 

 あと、

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  5’30君と辛うじてお付き合いする運びとなりました。キャッ☆

 すぐフラれないよう、頑張ります。

  

 【月間走行距離:約92km】

 

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